2017年10月21日

営業担当上阪が最近思うこと

uesaka

担当上阪は全国津々浦々を回っております。それは主に「油を売る」ことなんですが、もちろんサボっているという意味ではございません。
思うのは、自転車用のケミカルというのは微妙な商品なんだなあということです。フレームや車輪や他のパーツなら、「おお。コルナゴやんけ」とか「デュラエースのDi2かすごいなあ」とか一見しただけでわかるのですが、オイルって注油してしまえば見た目でフィニッシュラインなのかワコーズなのかタクリーノなのかよくわかりません。さらに微妙なところは「使っていても違いがよくわからない」という方もおられるということですね。もちろんチェーンオイルの性能の違いは、僕らやプロ選手やマニアの人が使えば確実に分ることなんですが、ちっと自転車をかじった人達(実はこの人らが市場の大多数を占める)では分かりにくいことであると思います。
そんなわけで「オイルなんぞ何を使っても同じ」と考える人が多いことは事実なのです。ユーザーの方だけでなく、自転車屋さんでも「オイルは何でも同じ」と考えられている方もおられて驚きます。
しかしよくよく考えてみると、自転車の部品の中でその一つだけを交換してパフォーマンスが劇的に変化するものってホイールぐらいで、ほとんどの部品は交換しても驚異的な違いが生じるものなどありません。たとえば、自転車のステムは昔「クイル型」というアルミや鉄の一体ものだったのが、最近では「アヘッド型」で中空構造になり軽量で剛性も高くなりました。でも、その部分だけが変わっても、それほど走りが変わるわけでもありません。しかしながら、僕が自転車を始めた40年前と今の自転車では性能の進化に大きな違いがあります。
つまり、「現代の超進化した自転車の性能は部分部分の微妙な性能アップの集積によって成り立っている」ということです。
長くなりましたが、オイルの微妙な性能アップの違いもそんな自転車進化の一役を担っているということです。たかがオイル。されどオイル。脇役がええ加減な演技をしていてはパフォーマンス全体が堕落するのです。そんなこと考えて、タクリーノプロダクツは妥協を許さない油を作って、売り歩いています。

posted by タクリーノプロダクツ at 14:17| News